これからの時代を担うZ世代とは?5つの特徴や考え方について解説!

昨今メディアにて頻繁に話題に上がる『Z世代』。
「最近よく耳にするけど具体的にどんな世代なのか?」
「他の世代とどんな違いがあるのか?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回はこれから社会に出て活躍が期待される『Z世代』について解説いたします!

1.Z世代とは?

もとはアメリカから生まれた世代分類を指す言葉である『Generation Z』から来ており、一般的に1990年代後半~2010年代初期に生まれた世代を指しています。

つまり25歳以下の若い世代を指しており、まさにこれからの社会の中心となる世代であることから近年様々な場面で注目されています。

2.世代ごとの特徴

今回中心となっているのはZ世代ですが、それ以前や以降の世代の名称と特徴はどんなのもがあるのでしょうか。代表的な世代とその特徴をまとめてみました。

X世代 1960年代~1980年代前半

第二次世界大戦後のベビーブームの後に生まれた世代を指しています。
特徴として個人主義な考え方や独立心が強いことが挙げられます。

ミレニアル世代 1980年前半に生まれ2000年代前半に社会人となった世代

ミレニアル世代は景気が良かった背景が影響し、夢を追い求める理想主義的な考え方が強いことが特徴と言われています。

Y世代 1980年代後半~1990年代前半

Y世代はバブル崩壊の影響をうけ、厳しい就職難を経験しているため、『氷河期世代』とも呼ばれています。

Z世代 1990年代後半~2010年代初期

今回取り上げている世代です。
詳しい特徴については、後述の3.Z世代の特徴と仕事に対する考え方をご覧ください。

α世代 2010年代以降

Z世代の跡に続く世代を言います。Y世代を親に持ち、withコロナが当たり前の世代です。またZ世代よりも更にデジタルネイティブな世代になることが見込まれています。

3.Z世代の5つの特徴と仕事に対する考え方

では実際にここでメインとして取り上げている『Z世代』にはどんな特徴や考え方を持っている人が多いのでしょうか。特徴と仕事に対する考え方について紹介します。

Z世代の5つの特徴

① 現実主義 
Z世代は他の世代よりも現実主義であることが特徴です。
Z世代が生まれ育った世の中は不況に近い社会情勢であったことから、保守的な人が多く現実主義であることが言えます。

② デジタルネイティブである 
Z世代が生まれた頃にはすでにインターネットが広く流通、利用されていました。ゆえにインターネットが当たり前に身近にありながら育っています。
スマートフォンやタブレット、PCなどのデジタル端末を難なく使いこなし、苦手意識がないことも特徴です。

③ SNSの利用率が高い 
SNSの利用頻度が高いという事も特徴の一つになります。おそらくZ世代の過半数が「LINE」「Instagram」「Twitter」といったSNSを利用しており、最新の情報はテレビや雑誌、新聞といったメディアよりもそういったSNSから得る場合が多いと言います。
逆に匿名性を好む傾向があり、SNSでもY世代では主流であった本名を使って利用する「Facebook」については利用、活用しているZ世代は少なくなっています。

④ 社会運動に積極的 
Z世代は環境問題や人種差別、SDGsなどといった社会運動に関心が強いことも特徴です。
前途にて記載したSNSの利用頻度が高いこともあり、インターネットを通じて社会への問題提起が気軽で身近なものとなっています。

④ 多様な価値観を認める 
上記でも記したようにZ世代はSNSの利用率が高く、そこで様々な人種や経験、考え方を持った人とふれあう機会が多いことから、ジェンダーに関することなど多様な価値観を認める志向をもった人が多いことが特徴です

Z世代の仕事に対する考え方

① 安定志向 
Z世代は社会的に不安定な時代に育ってきたことから、キャリアや仕事に関してはやや保守的な考え方を持っている人が多い傾向にあります。安定した収入を得る事ができる公務員のような職種を好むようです。

② ワークライフバランスを重視 

グラフから分かる通り、過半数が仕事とプライベートでは私生活を優先する人が多い傾向にあります。この割合は年々増加傾向にあります。

③ 転職に対して肯定的 

グラフから分かる通り、転職に対して絶対すべきではない、出る限りしないと考えている人に比べ、転職することに対して肯定的な意見を持つ人の割合が多くなっています。自身の能力を高めるための転職に対して肯定的なことから、Z世代はキャリアアップに対しても意欲的であることが分かります。

参考:内閣府『特集 就労等に関する若者の意識』より両毛印刷株式会社作成

4.Z世代に刺さる為の採用活動のポイント

ここまではZ世代の特徴や考え方について紹介いたしました。
そんなZ世代を採用する為に企業はどんなことに注意をしていくのが良いのでしょうか。

採用したい人物に向けたメッセージの発信 

Z世代の採用活動は求人票だけでなく、新卒採用サイトや企業ホームページ、SNSなどたくさんの媒体から情報を収集しており、当然ながら情報の量も圧倒的です。
そんな膨大な情報の中から目を向けてもらえるような情報を発信する必要があります。

そこで必要となってくるのが採用したい人物に向けたメッセージの発信です。
同業他社の中でも特有の資格を取得している人や、経験など様々ですが、欲しい人材のイメージをより具体的に発信することで、多数の同業他社の中でも目をひく企業となることができます。

オープンかつフラットな関係を意識する

これまでの採用活動には「企業側が選ぶ」というイメージがありましたが、オープンに情報を発信することで「学生に選ばれる」という認識が重要になってきています。

Z世代はまず企業のWEBサイト・口コミサイト・SNSなど複数の情報から企業について調べています。従来のような求人票やコーポレートサイトのような一方通行の情報だけでなく、働いている人、入社後の具体的なキャリア、更には企業の弱みや企業の今後などリアルな部分をオープンに発信していくことが大切になってきます。

5.まとめ

いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したZ世代はこれからの社会にとって最も重要となってくる世代です。よってZ世代知りどう選ばれる企業になるかがこれからの採用活動の肝と言えるでしょう。

この記事が少しでもお力になれましたら幸いです。

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