栃木県進路指導の先生の声を大公開!【2023年12月採用勉強会レポート】

1. 採用勉強会について

先日県内の進路指導を担当されている高校の先生をお招きし、COURSE掲載企業の採用担当者様を対象に採用勉強会を開催いたしました。

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弊社では県内の学校と企業が今後の高校生採用を有意義に進めるための取り組みとして、企業×進路指導教諭のトークセッション方式勉強会の開催をしております。今回は県南地域の高校3校の先生計3名をお招きし、202312714001630のお時間で2部構成にて採用勉強会を執り行いました。

COURSE掲載企業様を対象に2121名の採用ご担当者様にご参加いただきました。誠にありがとうございます。この記事では、当日のトークセッションにて上がった企業からの質問と先生方の回答をご紹介いたします。

1講座は『「従業員エンゲージメント向上」について​』と題し、弊社キャリアコンサルタントによる講座を行いました。

2講座では実際に高校の先生との座談会を執り行いました。
高校3校の先生計3名に対し、企業21社の3つグループに分かれ、30分間×3回それぞれ先生との意見交換を行いました。



2.企業×先生の質疑応答

Q.学生が求人票を見る上で注目する点は

→基本給、休み、昇給、特記事項
基本給や昇給の額などの金銭的な面や土日休みの有無、年間休日数、育休産休実績の有無など休暇制度面に注目する傾向だそうです。また特記事項にどんな情報が載っているかも重要視しています。「カフェテリアプラン○万円支給」、「平均年齢〇~〇歳」等の情報があると学生は興味を示すとの意見も挙げられました。また他の意見として、今までの採用実績の有無は薄れており、条件が良ければ実績が0人でも入社する生徒がいるようです。

Q. 逆に学生が求人票を見る上で警戒する点は

→新人教育の内容、早期退職率
例えばOJT研修の場合、適切な指導を受けられず新人が放置されるケースや学習者の成長に差が出てしまうデメリットがあるため学生によっては抵抗感を感じる人もいる模様です。また企業の働きやすさを判断する材料の1つとして、離職率を参考にする場合もあるとの意見がでました。

Q.合説で生徒さんにアピールできる説明会の内容とは

→説明だけでなく実際の業務を体験させる
会社説明だけでなく、実際に仕事が体験できる内容であると学生の興味をひきやすい模様です。以前弊社開催の合同企業説明会COURSE EXPOで参加したきっかけで企業を志望するようになったとの意見が挙がりました。また体験型説明会の機会で興味のなかった企業に行くようになった学生もいたとの声もいただきました。

Q.先生方から学生に紹介しやすい企業はどのような企業か

→社内の雰囲気が良い、上司と相談しやすい企業
仕事を辞める原因のうち、人間関係が理由で辞める人が多い模様です。そのため社内の雰囲気、風通しのよさ、コミュニケーションの取りやすさが分かるような媒体が必要との意見がでました。入社してからの、研修期間~仕事への慣れ方など、企業がどんな努力をしているのかが先生に伝わると、生徒にも勧めやすいようです。

Q.保護者が重視する企業項目は

→会社の所在地、実家から通えるかどうか
高卒で入社する生徒は実家から通う想定のため、実家から会社までの距離、通勤方法に注目するようです。また高卒就職者の中で県外企業への就職者は少なく、ほとんどが県内、近場の職場へ入社する模様です。

Q.OB,OGから知りたい事とは

→高校の頃にしていた事、仕事内容、社内の雰囲気
卒業生がどんな仕事をしているのか、高校当時は就職のためにどんな事をしていたのか、今はどんな役職についているのかなど具体的なキャリアケースを教えてもらえると参考になりやすいとの意見でした。

Q.企業採用担当からの訪問の時に聞きたい事とは

→どんな生徒が向いているか
企業が希望する生徒の性格、出席日数、成績、単位など出来る限り教えて欲しいとの意見がでました。「明るい生徒」といった指定だけでなく、「リーダーシップのある生徒」、「気遣いができる生徒」など希望する学生像を細かく伝えて欲しいとのことです。また実際の企業の例だと「出席日数○○日以上」、「○○単位以上取得」など募集生徒の成績を基準にしている会社もある模様です。

〈その他の意見〉

・求人票の電子化の意見もでているが、非公開求人のデータ流出による悪用などの恐れがあるため、現状は検討段階である。

・製造業の勤務形態(●勤●休)が分からない生徒が多く、また夜勤のある交代制勤務は苦手と感じる学生が多い傾向にある。そのため企業側は交代制であるメリットを推す必要がある。

・地方の高校生は就職が決まったら、内定後の11月頃から免許を取る。本人の誕生日の都合もあるため、学生によっては合宿で取得する者もいる。

・やりたいことが決まっていない生徒は、特にどんな業種に入りたいかより、親・先生の口コミが強い。

・情報量の多いパンフレットやチラシだと生徒は読まない傾向にある。QRコードから読み込んで視聴できるショート動画の導線が有効。他にもポスターなど情報量を減らしキャッチーな言葉、楽しそうな雰囲気の伝わる写真が好印象になる。

3.まとめ

いかがだったでしょうか。

ご参加いただきました企業様より、
・先生方の率直な意見や学生の状況を聞けて良かった。
・エンゲージメントに関していろいろ考えさせられた。今後も勉強会があれば希望したい。
・事前に先生方への質問を共有していただいたこともあり知りたい内容を限られた時間の中でもたくさん聞くことができ大変良い機会となった。

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