誰もが受けたことのある採用面接ですが、自分が面接官の立場になってみると何から聞けば良いのかが分からないと思います。今回は採用担当者に向けて、基本的な面接の質問、NG質問例を紹介したいと思います。
目次
1.高校生の採用面接
新しく高卒採用を始めたい企業の方や最近、採用担当者になった方の中には面接で何を聞けばよいのか、逆に何を聞いてはいけないのか分からないと思います。
大卒や中途の採用と違い高卒の採用だと質問の内容も変える必要があるため、念入りな準備が必要です。
今回は採用担当者に向けて、基本的な面接の質問集、NGな質問や態度などを紹介したいと思います。
2.代表的な質問例
➀アイスブレイク系質問:「面接会場までは、どうやって来られましたか?」
「面接会場までは、どうやって来られましたか?」「外は暑くありませんでしたか」などの相手の緊張をほぐすための質問です。なるべく高校生でも回答しやすい質問を選びましょう。面接しやすい空気づくりから始めることが重要です。
➁志望動機:「自社を選んだ理由を教えてください」
「自社を選んだ理由を教えてください」「この業種、職種を選んだ理由は何ですか」などの自社への入社意欲に関する質問です。
この質問に関しては職場見学時にも聞いてはいると思いますが、応募者の希望が自社とマッチしているかの再確認のためにも一度、志望理由を聞くことが大事です。
➂高校(学生)時代に一番何を頑張ってきたか:「高校で一番頑張ったことは何ですか」
「〇〇の活動に参加したとのことですが、具体的に何を担当しましたか」「高校で一番頑張ったことは何ですか」などのやってきたことへの質問です。
高校生活の中で、何に興味・関心を持ち、どのように人と関わってきたのかをうかがい知ることができます。また、質問の流れから経験やスキルを今後どのように仕事に活かせると考えているのかを聞くこともできます。
➃長所と短所:「長所と短所を教えてください」
「長所と短所を教えてください」「自分を一言で表すなら何ですか」
この質問では、自分の性格に対し自己分析ができているかの判断材料が得られるでしょう。加えて、入社後に高校生がどのような形で会社に貢献してくれるか、判断する材料にもなるでしょう。
3.実はNGな質問
厚生労働省のHPには企業向けに選考に関する情報が載っています。
公正な採用選考の基本|厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm)
ここでは厚生労働省の情報をもとになるべく面接では聞かない方が良い質問を上げていきます。
➀家族、家庭環境について
「両親は何のお仕事をされていますか」
などの家族構成や家族の職業・地位・収入に関する質問は応募者の能力自体に関係ないだけでなく、本人に責任のない事項に該当します。
➁出身地
「ご出身はどこですか」
本籍を質問することは、部落差別、国籍差別につながるおそれがあります。
➂宗教、支持政党
「支持している政治家は誰ですか」
宗教、支持する政党などは、信教の自由、思想・信条の自由など、憲法で保障されている個人の自由権に属することがらです。原則本人の思想に関する質問は面接の場では上げないようにしましょう。
➃尊敬する人、愛読書
「尊敬している方はいますか」「普段はどんな本を読まれますか」
この質問も本来仕事とは関係のない事であり、本人のプライベートな情報について掘り下げるのも避けたほうが良いでしょう。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は新卒採用面接でのスタンダードな質問を上げてみました。
基本的な質問例だけを紹介しましたが、応募職種によって質問の内容なども変わってくると思います。
高校生は、採用試験後に受験報告書を記入するため、そこで違反質問がなかったか確認される仕組みになっています。
そのためNG質問と言われるプライベートに踏み込みすぎた質問は避けておいた方が吉です。
誰もが受けたことのある面接ですが、自分が面接官の立場になってみると何から聞けば良いのかが分からないものだと思います。
もし面接をする際には今回の記事を振り返って、これからの採用面接に挑めるよう対策をしておきましょう!
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