栃木県内の会社の多くが、採用、広報で悩んでいる 採用活動、広報活動の担当者は、会社の情報発信をどう捉えているのでしょうか？
「魅力を発信することを諦めている、もしくは、どうしたらいいか分からない」
栃木県内、北から南まで数百の会社様とお話しする中でよく聞く共通のお悩みです。
採用、広報において情報戦線であることをわかっていながらも、自身をもって推せる魅力がない、と考えているのです。
そこで今回は栃木県内の会社の共通のお悩みや、成功例、そして採用、広報活動が好転するアイディアを、営業活動で蓄積した情報をもとにご紹介します！

1． 業種、規模、場所、コロナ…苦戦の理由はさまざま

会社の数だけ、悩みの数はあります。 県境近くに社屋を構える会社は、学校訪問をどこまで広げたらよいのか。
特殊技能、資格を持つ経験者が欲しい会社は、どうしたら効果的に応募者を増やせるのか。
地元企業として長年あるにも関わらず、業界、職種すら認知されていない会社が、地元企業として幅広く名前を知ってもらうにはどうするか。

各社、簡単には解決できない課題を抱え、情報発信することを諦めてしまう、という風潮があると、日々栃木県内の採用担当者様のお話を聞く中で感じています。

2．情報発信に成功している会社も多くある

その一方で、採用、広報活動をうまく運んでいる会社もあります。
スクラップ工場を持ち、自動車リサイクルに従事するA社は、業界イメージを払拭するため、自社が誇る社員の良好な人間関係と、大型機械が動く、工場の臨場感と迫力を詰め込んだ動画を作成しました。
地元の建設業者として長い歴史を有するB社は、法被をまとい、のぼり旗を揚げ、威勢よく学生に声をかける「お祭りスタイル」で企業説明会の場で多くの学生を集めました。

これらの会社の他にも成功例は多くあり、各社共通して、積極的な情報発信を行っています。

3. 自社の「普通」≠他社の「普通」魅力を伝える肝は、「見せ方」にあり

栃木県内の企業様とお話しする中で「うちは中小企業で、特別すごいことなんかやっていない」という話をよく聞きます。
「何か一つの突出したモノ」がないと発信しても意味がない、と考えてしまっているのです。

・給料は高いわけでもない
・見栄えするものを作っているわけでもない
・社屋は古い

どれかに当てはまる会社様も多いのではないでしょうか。

しかし、これらの言葉は、「世の中のほとんどの会社が、いわゆる普通の会社」という事実の裏返しともとれますよね。
先上げた会社の例からも分かる通り、会社の魅力は、普通のことを掛け合わせて、いかに良く見せるかが重要なのです。
皆さんにとっては普通の職場も、外からみると特殊な、専門的なことで溢れています。

4. 自社を多角的に見る、外から客観視をしてもらう

ここまでをまとめると、「自社を客観視し、会社の優れている、よいと感じる点を取り上げ、具体的、継続的に発信することで、採用、広報活動はうまくいく」となります。
ここでもう一つ再認識したいのが、100%の客観視は自分ではできないということです。
当然だと思う方、どういう意味だ？と思う方、両方いらっしゃるでしょう。
よく「～の立場になって考えて・・・」と言いますが、それはイメージでしかない、ということです。
自社の魅力を伝えきれていない、もったいない会社を100社以上訪問してきた私がたどり着いた結論です。
客観視は「客」にしてもらうのが理想的ですね。
採用担当者の皆さんも、自分だけで考え込んでしまうのではなく、外からの視点、意見を取り入れてみてはいかがでしょう。

5．採用、広報活動でお悩みの皆さんへ

自社の魅力が正しく、多くの人に伝わったとき、皆さんの会社にはファンがつくでしょう。それが新入社員として選考に応募する学生であり、客先の会社であり。
既存の自社員のモチベーションが上がったというケースもあります。
お金と労力のかけ方は、会社でそれぞれです。
この記事を読んだ栃木県内の採用担当者の皆さんのお悩み解決の手助けになることを願います。

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