18分で学生に何を伝えるか プレゼンテーションにおける「1つの事実と3つの改善」

あなたが企業の人事、採用担当者として企業説明会に参加するとき、何をいちばん重要視しますか?
・スライドの作りに凝る
・学生に渡す資料を作り込む
・会社のいいところを全部伝えねばいけない
こんなところでしょうか?

結論からいうと、上に挙げたようなことは二の次で大丈夫です。

じゃあ、何を意識して、準備したらいいの?」となるわけで、本記事では、どんなプレゼンをしたらよいか、ご提案します。
「導入はいいから、5つの事実だけ知りたい」という方はコチラまで飛ばして読んでください。

はじめに:プレゼンは内容よりも印象が大切である

プレゼン構成において、内容や細部の作り込みよりも、聞き手に与える印象の方が重要です。
日々の生活や仕事で、つぎのような体験をしたことはありませんか?

・営業がしつこく訪問してきて、「名刺だけでも~」みたいなことを言われて嫌だった
・細かいことは覚えていないけれど、○○銀行の受付のあの人、なんか良かったな
・A社への入社を決めた判断材料は、面接官の印象がよかったことだ

プレゼンする・される企業と学生にとって、接触する機会は1回きりと考えるのが普通です。同じ会社の説明会に2度、3度と参加する人はいないでしょう。初対面で、1度きり。それに加えて、人間は誰かと会って「何を話したか」よりも、「何を感じたか」や「相手にどんな感情を抱いたか」が記憶に残る生き物なのです。だから、プレゼンは印象なのです。

先に挙げた例では、双方向の会話を想定しました。しかし説明会における学生は一方的に聞かされる立場ですから、ましてや話した内容なんて覚えられないです。

3つの方法で、スライドをシェイプアップする

プレゼンが「説明によって何かを理解させるためのもの」ではなく、「印象を与えるためのコミュニケーションツール」であることがわかりました。

「じゃあ、スライドの作り方はどうしたらいいの?」という声が挙がるでしょう。
スライドの具体的な改善方法は、以下の3つ。 
① 見た目はシンプルに
② 言葉の重複を避けよう
③ 数字、程度の表現は具体的に
それぞれを詳しく見てみましょう。

①見た目はシンプルに

こんなプレゼンをみたことはありませんか?
・やたら、写真、画像、イラストがたくさん盛り込まれたにぎやかなスライド
・どこから引っ張ってきたのか?と思ってしまうような粗いサンプル写真
・スライドが文字だらけで、言葉や情報が頭に入ってこない

大学の講義や、企業の会社説明会で誰しも体験したことがあるのではないでしょうか。いずれも聞き手を混乱させる、わかりづらいスライドです。ビジュアルを最優先し、1枚のスライドに写真1枚とひと言添える。これが理想の形です。

自分ではない他の人、それも発表の内容に関する知識がない人に見てもらうこともよいでしょう。自分で自分を客観視しようなんてことは考えず、他者からの意見も取り入れましょう。

②言葉の重複を避けよう

一枚のスライドに同じ言葉が増えると、同じことを繰り返し聞かされている、見させられているという感覚に陥ります。
SEO的観点からキーワードの表現、表記を統一すべきだ、ということと、同じ言葉を乱用することはまったく意味が違います。言葉の重複には注意しましょう。

重複する言葉として一番多いのが、「会社名(固有名詞)」「弊社」「当社」です。
これらのワードは、プレゼン中に何度も登場しますが、使い分ける必要があります。
会社名は、繰り返し表示したり、言葉で聞かせたりすることで、記憶に残りやすくなることがあります。テレビのコマーシャル、スーパーマーケットの店内BGMなど、故意的に同じワードを繰り返した成功例はいくつもあります。

一方で、「弊社」「当社」はビジネスシーンにおいて、自社を表現する常套句です。
つい、初対面の学生を相手にすると、いつもの癖が出てしまうんですね。
でも、この言葉はどの会社でも使える言葉です。そこで、
・1つのスライドにおいては、多くとも1回の表現と制限する
・トークにおいてのみ、主語として会社名を必ず言う
このように使い分けることをおすすめします。

これなら、重複もしないし、かつ刷り込みが期待できます。
・会社のロゴマーク、キャッチコピー、社名のいずれかを常にスライドのフッターに入れておく
これも有用です。
会社名は知らなくても、「ああこのマークね!」となる。こんな経験ありますね?

③数字、程度の表現は具体的に


この言葉にどきっとした人もいるはずです。
「日本トップクラス」「やりがいのある仕事」「しっかり」「フレンドリー」「働きやすい作業環境」「がむしゃらに取り組む」「先輩がやさしい」「アットホーム」「親しみやすい」など、前向きでイメージのよい言葉ではあります。話し言葉としてはよいでしょう。しかし文字としてみると、感情の針が動かない、具体性のない、あいまいな表現なのです。

・日本トップクラス→日本国内○○社のうち、製造数が○○とシェア○○位である

・働きやすい作業環境→業務効率向上のための研鑽費用を○○万円/月与えている

・アットホーム→野球クラブの活動が盛んで、週○回は練習し大会にも出る。業務内外でも関わりをもち、従業員同士の仲がいい。そんなアットホームな職場です。

このように具体的な事例や数値、固有名詞を入れるのがポイントです。

「この人のYoutubeチャンネルはお金にまつわる話題が出ておもしろい」と話出すより「登録者数212,748人の人気ユーチューバーで、借金が2億円のエピソードトークがおもしろい」といった方が興味を引きますよね。人間は数字が好きなんです。

+α 20分ルールを守る

3つの改善方法の他に、プレゼンする時間の長さの妥当性についても知っておきたいところです。

タイトルにある「18分」とは何か。ここで解決しましょう。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士のスピーチといえば、誰しもあの白黒の映像が思い浮かぶでしょう(この文章では分からない人も“I have a dream”の言葉を聞いたことはあるのでは?)。このスピーチの尺が17分強です。

また、TEDトークには「18分でトークを完結させなければいけない」というルールがあります。TED創設者のリチャード・ソウル・ワーマン氏が世界的なスピーチを調べ、それらがすべて18分以内であることからこのルールが作られたといわれています。また、現在のTEDキュレータであるクリス・アンダーソン氏は、18分ルールについて、「大切な話をするには十分な長さで、集中力を途切れさせない程度に短い時間である」と述べています。

外部主催のイベントに参加する場合は、予めセッションの時間が決められるでしょう。しかし、ご自身で時間の制御がつく場合、ひとつのプレゼンは、15~20分を狙うとよいでしょう。

プレゼンでの成功にむけて

「トークの中身問題」から解放されたら、怖いものなし

「何を話そうか」「どうやって体裁を整えたらいいのか」「言いたいことが全部伝わるかな」と思い悩んでいたプレゼンターの方にとって、気持ちが軽くなったのではないでしょうか。

プレゼンはコミュニケーションです。友達と、同僚と、上司とする会話と本質は変わりません。一人ひとりとおしゃべりする心持ちで大丈夫です。

あなたが少しでも、楽しくプレゼンすることができたら、これ以上嬉しいことはありません。

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