栃木県進路指導の先生の声を大公開!【2022年12月採用勉強会レポート】

1. 採用勉強会について

先日県内の進路指導を担当されている高校の先生をお招きし、 COURSE掲載企業の採用担当者様を対象に採用勉強会を開催いたしました。

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弊社では県内の学校と企業が今後の高校生採用を有意義に進めるための取り組みとして、企業×進路指導教諭のトークセッション方式勉強会の開催をしております。今回は県央地域の高校3校の先生計6名をお招きし、2022年12月15日14:00~16:00のお時間で2部構成にて採用勉強会を執り行いました。
COURSE掲載企業様を対象に14社14名の採用ご担当者様にご参加いただきました。誠にありがとうございます。この記事では、当日のトークセッションにて上がった企業からの質問と先生方の回答をご紹介いたします。

第1講座は『高校の先生によるトークセッション』と題し、スクリーンに投影された質問内容をそれぞれ先生方に応えて頂くパネルディスカッションを行いました。

第2講座では実際に高校の先生との座談会を執り行いました。
高校3校の先生計6名に対し、企業14社の3つグループに分かれ、20分間×3回それぞれ先生との意見交換を行いました。

2.企業×先生の質疑応答

Q.高校生が企業を選ぶ際に重要視することは

→職種、給料面、休日数、勤務体制、所在地、OB・OG
自分の学科で学んでいることを活かせる職種に入社したい生徒が多く、また給料や休日数などの待遇面の他にも生徒は夜勤や交代制の有無など勤務体制に関しても興味を示しているようです。中には夜勤業務を避けたい生徒もいるため、今後採用を行う際は勤務体制についての擦り合わせも必要のようです。また高校卒業して就職する生徒の多くが実家暮らしで働くため自宅から通勤が可能かといった点も重視しています。他にも同じ高校の卒業生が働いている企業にも生徒は関心を持ちやすい傾向にあるとのことです。

Q.会社見学が難しい企業や過去の採用実績がない企業はどういったアプローチをしたら効果的か

→採用広告に力を入れる
・ホームページの内容を充実させる
・採用パンフレットを作成する
・企業紹介動画を作成する
・学校訪問の際に実際の商品を持ってくる
・県運営の就職サイトを利用する(WORKWORKとちぎ:https://workwork-tochigi.jp/
など他の採用ツールを使い生徒の目を引くことが重要という意見がでました。
求人票は文字のみの情報で会社よっての違いが分かりにくい難点があるため、生徒に会社を理解し、興味を持ってもらうためには高校生向けに分かりやすく、印象に残る内容の広告が必要のようです。

Q.就職活動において保護者はどんな関わり方をしているのか。

→特に母親と相談している生徒が多い
自分の進路に関してほとんどの生徒が親と相談をして決めており、特に母親と就職先を考える生徒が多いといった意見がでました。7月1日求人票解禁の時期から保護者が本格的に介入することが増えてくるようです。また栃木県の労働政策課では高校生の保護者向けの合同企業説明会を開催しており、保護者が県内の多様な職種・企業を知ることができる機会が増えているなどから高校生の進路に関して親は密接な関わりがあることが分かりました。
(栃木県労働政策課HP:https://www.pref.tochigi.lg.jp/f06/index.html

Q.学校側は企業からの訪問の際に何を一番知りたいか

→企業の強み弱み、企業の求める人物像、離職率
保護者面談の際に保護者に良い点だけ話すと信用してもらえないことが多く、納得ができない親がいるという意見がでました。そのため自社の離職率やデメリットなどなるべく事実に近い情報も話し「この条件であれば大丈夫だな」と納得してもらえることが重要であるそうです。

Q.求人サイトや採用パンフにはどんな情報を載せたほうが良いか

→福利厚生
生徒は企業概要、仕事内容の他、特に福利厚生に注目するため入社後の待遇に関する項目を充実させると参考にしやすいといった意見がでました。
例えば
【モデル年収例】〇〇〇万円 /経験〇年(月給〇〇万円+賞与年〇回+諸手当)
といった具体例や“昇格あり”の文言など入社した先輩達はこの位稼いでるといった情報が分かるとより生徒を惹きつけられる傾向にあるとのことです。
生徒は就職してどんな仕事をするかより卒業後どんな生活を送るのかが気になる人が多い模様です。そのため学生が将来のビジョンを想像しやすいような魅せ方にこだわることが重要だそうです。

〈その他の意見〉

・しばらく新卒を採用していない企業は生徒が警戒しやすく入社しにくい傾向にあり、コンスタントに新卒を採用している企業の方が安心感があり入社しやすい。

・保護者がイメージしている就職活動と今の学生の就職活動の認識にギャップがある。昔の傾向とは変わってきている点もあるため理解してもらうことが難しい。

・生徒にとって企業に入社した先輩がどんな風に成長したか、どんな活躍をしているのかを知りたい。

・昔の生徒に比べ昨今では就職に対して不安感を抱く生徒が増した印象。そのため以前より進学を選択する生徒が増えた。

3.まとめ

いかがだったでしょうか。
ご参加いただきました企業様より、
・とても参考になりました。次回もぜひ参加させていただきたいです。
・コロナの影響で高校の先生方と話す機会がなかったため大変助かりました。
・高卒採用について保護者へのアプローチが非常に効果的であることが分かりました。
・今後の活動に活かしていきたいと思います。
等のお声を頂いております。
また栃木採用.comでは皆様の採用活動にお役立ていただけるセミナーの開催を定期的に企画しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております!

 

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